黒沢清

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くろさわ きよし
黒沢 清
黒沢 清
2008年、トロント国際映画祭にて
生年月日 1955年7月19日(58歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県神戸市
職業 映画監督脚本家映画批評家小説家
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1983年 -
主な作品
トウキョウソナタ

黒沢 清(くろさわ きよし、1955年7月19日[1] - )は、日本の映画監督脚本家映画批評家小説家である。

目次

経歴

1955年、兵庫県神戸市に生まれる[2][注 1]

立教大学社会学部4年時に雑誌『GORO』の対談で出会い知遇を得た長谷川和彦から『太陽を盗んだ男』に制作助手として、1981年には相米慎二セーラー服と機関銃』に助監督として映画を学び、その流れからディレクターズ・カンパニー制作のピンク映画神田川淫乱戦争』で1983年に映画デビュー[4]

1997年の監督作品『CURE』によって国際的なブレイクを果たす[5]

その後、『アカルイミライ[6]、『ドッペルゲンガー[7]、『LOFT ロフト[8]、『』などの作品を監督する[9]

2008年、『トウキョウソナタ』が第61回カンヌ国際映画祭ある視点部門」審査員賞[10]、第3回アジア・フィルム・アワード作品賞を受賞[11]

2012年、テレビドラマ『贖罪』を監督[12]。2013年、劇場用映画としては5年ぶりとなる監督作品『リアル〜完全なる首長竜の日〜』が公開される[13]。同年、前田敦子主演の『Seventh Code』で第8回ローマ映画祭最優秀監督賞を受賞する[14]

監督作品

長編映画

短編映画

  • 2001 映画と旅(2001年)
  • 霊刑事(2003年、『刑事まつり』)
  • ココロ、オドル。(2004年)
  • 蟲たちの家(2005年、『楳図かずお恐怖劇場』)
  • ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト(2013年)

オリジナルビデオ

  • ヤクザタクシー(1994年)
  • 打鐘 男たちの激情(1994年)
  • 勝手にしやがれ!! 強奪計画(1995年)
  • 勝手にしやがれ!! 脱出計画(1995年)
  • 勝手にしやがれ!! 黄金計画(1996年)
  • 勝手にしやがれ!! 逆転計画(1996年)
  • 勝手にしやがれ!! 成金計画(1996年)
  • 勝手にしやがれ!! 英雄計画(1996年)
  • DOOR III(1996年)
  • 復讐 運命の訪問者(1997年)
  • 復讐 消えない傷痕(1997年)
  • 蛇の道(1998年)
  • 蜘蛛の瞳(1998年)

テレビ

  • 奴らは今夜もやってきた(1989年、「危ない話 夢幻物語」第2話)
  • もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵(1990年、関西テレビ「DRAMADAS」)
  • よろこびの渦巻(1992年、関西テレビ「DRAMADAS」)
  • 胸さわぎの15才(1993年、関西テレビ) - 第11・12話
  • ワタナベ(1993年、関西テレビ) - 第1・2・11・12話
  • 花子さん(1994年、関西テレビ「学校の怪談」第3回)
  • 音楽室の少女(1994年、関西テレビ「学校の怪談」第4回)
  • あの子はだあれ?(1994年、関西テレビ「学校の怪談」第11回)
  • 廃校奇譚(1997年、関西テレビ「学校の怪談f」)
  • 木霊(1998年、関西テレビ「学校の怪談G」)
  • 降霊 ウシロヲミルナ(1999年、関西テレビ)
  • 花子さん(2001年、関西テレビ「学校の怪談 物の怪スペシャル」)
  • タイムスリップ(2002年、関西テレビ「愛と不思議と恐怖の物語 ウルチョラ・セブン」)
  • 風の又三郎(2003年、NHK-BShi「朗読紀行 にっぽんの名作」)
  • 贖罪(2012年、WOWOW連続ドラマW」)

ミュージック・ビデオ

出演作品

  • お葬式(1984年) - 助監督
  • 星くず兄弟の伝説(1985年) - サロン魚の目の客
  • 誘惑者(1989年) - 図書館員
  • 夜のストレンジャー 恐怖(1991年) - タクシーの客
  • ミカドロイド(1991年)
  • パチンカー奈美(1992年)
  • したくて、したくて、たまらない、女。(1995年) - ジャーナリスト
  • 亡霊学級(1996年)
  • WiLd LIFe(1997年)
  • ピエタ(1997年) - 地下酒場の警官
  • 血を吸う宇宙(2001年) - 新聞配達
  • 曖昧な未来、黒沢清(2002年) - 本人
  • 3on3 スリー・オン・スリー(2003年)
  • ピンクリボン(2004年) - 本人
  • 輪廻(2006年) - 大学教授
  • 映画監督って何だ!(2006年)
  • 殺しのはらわた(2007年)
  • Val Lewton: The Man in the Shadows(2008年) - 本人
  • オカルト(2008年) - 本人

著書

批評

  • 映像のカリスマ 黒沢清映画史(1992年、フィルムアート社)
  • ロスト・イン・アメリカ(2000年、デジタルハリウッド出版局) - 共著
  • 映画はおそろしい(2001年、青土社
  • 黒沢清の恐怖の映画史(2003年、青土社) - 共著
  • 映画の授業 映画美学校の教室から(2004年、青土社) - 共著
  • 黒沢清の映画術(2006年、新潮社) - 共著
  • 映像のカリスマ 増補改訂版(2006年、エクスナレッジ
  • 映画のこわい話 黒沢清対談集(2007年、青土社) - 共著
  • 恐怖の対談 映画のもっとこわい話(2008年、青土社) - 共著
  • 東京から 現代アメリカ映画談義(2010年、青土社) - 共著
  • 黒沢清、21世紀の映画を語る(2010年、Boid)
  • 映画長話(2011年、リトルモア) - 共著

小説

  • キュア(1997年、徳間文庫
  • 回路(2001年、徳間書店)

脚注

注釈

  1. ^ 黒澤明との血縁関係はない[3]

出典

  1. ^ Jacoby, Alexander (2008). “KUROSAWA Kiyoshi”. A Critical Handbook of Japanese Film Directors: From the Silent Era to the Present Day. Stone Bridge Press. 
  2. ^ ロジェ, ジャン=フランソワ (2012年3月14日). “「恐怖の哲学、哲学の恐怖——黒沢清レトロスペクティヴによせて」”. Nobody. 2014年3月19日閲覧。
  3. ^ King, Susan (2009年3月22日). “Kiyoshi Kurosawa provides domestic chills in 'Tokyo Sonata'”. Los Angeles Times. 2014年3月19日閲覧。
  4. ^ 黒沢, 清; 安井, 豊作; 大寺, 眞輔 (2006). 黒沢清の映画術. 新潮社. pp. 51-69. 
  5. ^ Mes, Tom (2001年3月20日). “Midnight Eye review: Cure”. Midnight Eye. 2014年3月19日閲覧。
  6. ^ 蓮實, 重彦 (2010年6月16日). “黒沢清『アカルイミライ』”. あなたに映画を愛しているとは言わせない. 2013年7月9日閲覧。
  7. ^ 大場, 正明 (2012年5月31日). “『ドッペルゲンガー』 黒沢清”. Criss Cross. 2013年7月9日閲覧。
  8. ^ 藤井, 仁子 (2007年1月1日). “2006年ベストテン”. テアトル・オブリーク. 2013年7月9日閲覧。
  9. ^ 梅本, 洋一 (2006年8月17日). “『叫』黒沢清”. Nobody. 2013年7月9日閲覧。
  10. ^ 宮崎, 陽介 (2008年5月25日). “黒沢清監督「トウキョウソナタ」に審査員賞 カンヌ映画祭”. 朝日新聞. 2013年7月9日閲覧。
  11. ^ 石橋, 今日美 (2009年5月14日). “K編集長のCinema Days Vol. 3”. Flowerwild. 2013年7月9日閲覧。
  12. ^ 鶴谷, 真 (2012年8月4日). “ベネチア国際映画祭:WOWOWドラマ「贖罪」上映 異例の正式招待”. 毎日新聞. 2013年7月9日閲覧。
  13. ^ 田中, 竜輔; 増田, 景子 (2013年6月2日). “最新作『リアル〜完全なる首長竜の日〜』黒沢清 インタヴュー”. Nobody. 2013年7月9日閲覧。
  14. ^ Blair, Gavin J. (2013年11月18日). “Japanese Director Kiyoshi Kurosawa 'Very Surprised' About Two Wins at Rome Film Fest”. The Hollywood Reporter. 2014年3月19日閲覧。
  15. ^ 前田敦子ら出演予定映画が製作中止に”. デイリースポーツ (2013年2月25日). 2014年3月19日閲覧。

参考文献

  • White, Jerry (2007). The Films of Kiyoshi Kurosawa: Master of Fear. Stone Bridge Press. ISBN 9781933330211. 

関連項目

外部リンク

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