火病

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火病
鬱火病
各種表記
ハングル 화병 / 홧병
울화병 / 울홧병
漢字 火病
鬱火病
発音 ファッピョン
ウラッピョン(<ウファッピョン)
日本語読み: かびょう、ひびょう
うっかびょう、うつひびょう
2000年式

MR式

英語表記:
Hwabyeong / Hwatbyeong
Ulhwabyeong / Ulhwatbyeong
Hwapyŏng / Hwatpyŏng
Ulhwapyŏng / Ulhwatpyŏng
Hwabyung / Hwapyung
Ulhwabyung / Ulhwapyung
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火病(かびょう、ひびょう、ファッピョン、: 화병)もしくは鬱火病(うっかびょう、うつひびょう、ウラッピョン、: 울화병)は文化依存症候群(文化結合症候群)のうち、朝鮮民族特有の精神疾患[1]と指摘されている病気[2]。元来は環境要因による風土病と考えられている。韓国の会社員の35.2%が、好ましくない上司と後輩を見た時に、火病になる[3]

目次

概説

火病または鬱火病は、怒りの抑制を繰り返すことでストレス性障害を起こす精神疾患を指す。アメリカ精神科協会では、火病を朝鮮民族特有の文化依存症候群の一つとして精神障害の診断と統計の手引きに登録している[4]。引っ込み思案で弱気な40代以上の女性の間で多く見られ、原因としては家族間での諍いなどの個人や家庭に起因するもの、貧困や苦労などの社会経済的な問題に起因するものなどがあり、それらを解決しようにもうまくいかないことによる諦め、怒り、悲しみなどが原因となる。

かつては患者の80%が女性だったが、近年は男性の患者も増加傾向にある[4]。2012年現在、韓国の小・中・高校生648万人のうち105万人(16.2%)は、うつ病の兆候や暴力的な傾向を示す「要関心群」で、そのうち22万人は、すぐに専門家の診断や治療を受けるべき「要注意群」であることが分かっている[5]

英語表記はHwabyung[2]であるが、Hwapyungと紹介されている場合もある。現在韓国で行われているローマ字表記文化観光部2000年式)では「화병」は「Hwabyeong」である(なお、旧方式(マッキューン=ライシャワー式北朝鮮では現在も使用)では「Hwapyŏng」となる)。これは、ハングルでの綴りが화병または홧병であるが、実際の韓国語の発音が화뼝(文化観光部2000年式:Hwappyeong、マッキューン=ライシャワー式:Hwappyŏng)であり、韓国語表記自体が実際の発音と表記にズレがある事とローマ字表記法の統一が普及していない事によるものである。日本語の表記としては「ファビョン」が一般化しているがこれは誤読によるもので「ファッピョン」がより現地音に近い。

症状

怒りが主な症状であるように誤解されがちだが、その症状は一様ではない。

  • 陽性症状
    • 発狂[要出典]
    • 奇声​[要出典]
    • 自傷行為・自殺[要出典]
    • 口から泡を吹く[要出典]
    • 込上げる生存本能​[要出典]
    • 悔しさ・憤怒の感情[要出典]
  • 陰性症状
    • うつ病[要出典]
    • 食欲低下(拒食症)​[要出典]
    • 意欲喪失[要出典]
    • 不安感[要出典]
    • もどかしさ[要出典]
    • 不眠[要出典]
    • 悪寒[要出典]
    • 性機能障害[要出典]
    • 全身の発熱​[要出典]
    • 首やみぞおちにしこりがあるような感じ[要出典]
    • 循環器系、消化器系の症状​[要出典]

また「批判」と「非難」及び「自分」と「自分達」の峻別が出来ず、只の「批判」が直ちに「その当人の存在に対する全否定」となり、「抑圧の果てに殺害される」と当人の本能が反応し、打開の為に陽性症状に診られる行為に及ぶのである。[要出典]

東洋医学(漢方)の中の火病

火病という用語は、中国時代の漢方医・張介賓が使用したもので、李氏朝鮮時代に朝鮮半島に伝わった。

韓国の民俗的症候群で(憤怒症候群)英語ではanger syndromeに当たる。

火病とは、抑鬱した感情を発散せず、抑制した中で起こる神経性的な火(鬱火)によって現れる全ての症状を指す。この感情には、怒(怒り)、喜(喜び)、思(思慮)、憂(憂い)、悲(悲しみ)、恐(恐れ)、驚(驚き)の7つの感情(七情)があり、必ずしも「怒る」ことだけによって発病するものではないとされている。

メディアでの使用例

日本語インターネット掲示板、特に2ちゃんねる上では、一種の癇癪(かんしゃく)やヒステリーを表すスラング的な意味合いとして「火病」が使われている。議論で反論に窮した場合などに冷静さを失って感情的になるという意味や、韓国人や朝鮮人を揶揄する目的で使われる事が多い。ファビョンや、動詞化してファビるファビョるファビョってるとも言われる。

国内の大手メディアでは、2009年7月31日、産経新聞記事で「【全英女子OP】大たたきで火病? 姜秀衍、署名拒否で失格」との見出しで使用例が確認されている[6]

マンガ 嫌韓流では、火病の症状として韓国人が「グワババババババ」と声を上げて発狂する場面が登場する[7]

精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-IV)における記述

DSM-IV(精神障害の診断と統計の手引き)には、付録I 文化に結びついた症候群の文化的定式化と用語集の概説、の中の一項目として、火病が取り上げられている。この用語集には、北米の臨床場面で遭遇する可能性があり、最もよく研究されている文化に結びついた症候群や苦痛の慣用句のいくつかを挙げてある。

hwa-byung(wool-hwa-byungとしても知られている)"恐怖症候群"
韓国の民族的症候群で、英語には"anger syndrome"と文字どうりに訳されており、怒りの抑制によるとされている。症状として は、不眠、疲労、パニック、切迫した死への恐怖、不快感情、消化不良、食欲不振、呼吸困難、動悸、全身の疼痛、心窩部に塊がある感覚などを呈する[8]

と述べられている。なおhwa-byungは「火病」wool-hwa-byungは「鬱火病」に相当する。

脚注

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  1. ^ 中宮崇 「火病 怒りを抑制していると発症するという特異な精神疾患と現代韓国」(大月隆寛野村旗守西村幸祐・中宮崇・宮島理ほか 『マンガ嫌韓流の真実! 〈韓国/半島タブー〉超入門』 宝島社〈別冊宝島〉、2005年、80-82頁。ISBN 4-7966-4973-5。
  2. ^ a b 火病にはワールドカップが薬? 2006.06.12中央日報
  3. ^ 韓国の会社員が最もむかつく瞬間は? 中央日報日本語版 2013年4月2日
  4. ^ a b “火病とFコード〜病を隠して育てて来た韓国の風土変えよう”. 中央日報. (2007年11月13日) 
  5. ^ 金秀恵 (2013年2月17日). “韓国の小中高生、22万人は「精神科の受診が必要」” (日本語). 朝鮮日報日本語版. http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/17/2013021700185.html 2013年2月17日閲覧。 
  6. ^ 【全英女子OP】大たたきで火病? 姜秀衍、署名拒否で失格 2009.07.31産経新聞
  7. ^ もっとも、「マンガ 嫌韓流」36ページにおいて、同書で使われる「火病」という単語をスラングとして使用している旨が明記されている
  8. ^ DSM-IV精神疾患の診断・統計マニュアル 訳 高橋三郎、大野裕、染谷俊幸 医学書院刊 (p809、日本語訳初版1996年)

関連項目

外部リンク

[ 火病 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/25 03:06)

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