世界地図

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世界地図

世界地図(せかいちず)は地球全体、あるいは大部分を表現した地図

主に以下の事柄が、シンボル化した記号文字図形・各種色彩などによって平面上に表現される。

目次

世界各国の世界地図

1875年明治に描かれた世界地図
  • 日本で日常的に用いられる世界地図は日本の国土が北半球に位置することから地図の上辺方向をにしたものが多く、日本の位置は地図のほぼ中央に記されていることが多い。
  • 英国グリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線本初子午線経度0度)としていることからヨーロッパでは経度0を地図の中央に配置している。
  • 米大陸でも大西洋を中心とする地図が多く用いられる。
  • 南半球の国(オーストラリアなど)では地図の上辺を(つまり上下が逆転した世界地図)にしているものがある[1]
  • イスラーム世界の地図では、四方のうち南を正面と考えることに起因して南を上にしているものが多かった。
  • 仏教世界では西方浄土の考えから西が上になっているものが多い、また、日本の古地図行基図等では上辺方向は、まちまちである。江戸時代の日本では、畳に広げて周りから取り囲んで見る事が多かったため、最寄りの辺の側から読めるように中心から放射状に文字が配置されている事も多い。
  • 多くの世界地図でが上となったことは、近代的な測量法の確立後に磁石の指針が北を向くこととの関連があるといわれる。
  • の輪郭は満潮の時のもので、地図上の大きさは、地球が丸いため図法投影法)によっては正確ではない。

領土範囲の違い

呼称の違い

図法

図法とは、球体である地球上にある地形を平面の地図に射影する際に用いる手法である。目的に応じた地図の投影法を用いる。世界地図では地球表面のほぼ全てを1枚の平面に投影するためどうしても歪みが大きくなるが、それ故に様々な工夫がなされてきた。

赤道を基準線とした円筒図法が、同緯度・同経度の関係を一目で把握しやすく、もっとも多く使われている。その中でも正角(狭い範囲で見れば形が正しい)であり、大洋航海に用いられてきたメルカトル図法が世界地図の代表的存在である。しかしメルカトル図法は縮尺の変化が大きいため、厳密な正角性を必要としない用途では他の円筒図法や擬円筒図法もよく用いられる。その中でも正積性(面積の比が正しい)が求められる場合のために、擬円筒図法のサンソン図法モルワイデ図法が考案された。一方、擬方位図法であるエイトフ図法ハンメル図法は、形状がモルワイデ図法に似ており歪みはモルワイデ図法よりも小さいが、19世紀末の考案で歴史が浅く、緯線が平行直線でなく経緯度を取りにくいせいか、モルワイデ図法ほど利用されていない。

一つにまとまった地図として描く事をあきらめれば、歪みを小さく出来る。19世紀初頭までは、正角図法である平射図法により、世界を西半球と東半球の「二つの円」に分けて描く方法が多用された。グード図法では、複数の正積擬円筒図法を切り裂いてつなぎ合わせている。さらにダイマクション地図では、多面体に心射投影して切り開いている。

逆に国連旗では世界を「切り裂く」事を避けて、南極以外を連続して描く正距方位図法を用いている。

世界地図から辿る世界観

古代

バビロニアの地図(紀元前600年頃)

古代では、自分達が生活する土地の周りの世界観を描いていた。例えば、古代に作られた世界最古の地図に、「バビロニアの地図」がある。このバビロニアの地図では、世界の中心地を「バビロニア」とし、そこから見渡すことの出来る部分を円盤状に描いており、一番周りの部分を海が取り囲んでいる、という見方をしていた。

中世

中世では、「教義」によって世界観が左右されていた。例えば、中世のヨーロッパでは、キリスト教の教義によって世界観が強制されていた。その教義によって、キリストの生誕地であるイスラエルイェルサレムが世界の中心とされた。また、東方に存在する楽園を地図上では上に描き、アジアアフリカヨーロッパの三大陸を描いていた。

近代

近代になると、植民地の分割の必要性などにより、より今までの世界地図よりもさらに正確な地図が必要とされるようになった。その一つのメルカトルの地図がある。メルカトルの地図では、等角航路が直線で表されているため、目的地にも正確に辿り着ける。ただし、北アメリカ・南アメリカ大陸に関しては、多少不正確な点がある。

符号位置

絵文字としてUnicode 7.0 から収録。

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
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🗺||世界地図

脚注

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  1. ^ 1979年にオーストラリア人のスチュアート・マッカーサー (Stuart McArthur) が作成した「マッカーサーの世界地図」がよく知られる。

参考文献

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関連項目

外部リンク

[ 世界地図 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/08 11:56)

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