大崎八幡宮

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大崎八幡宮
Osakimachimangu.JPG
社殿(国宝)
所在地 宮城県仙台市青葉区八幡四丁目6番1号
位置

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主祭神 応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
社格 村社
創建 不明
本殿の様式 権現造
例祭 9月14日 - 17日
主な神事 松焚祭(どんと祭
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大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)は、宮城県仙台市青葉区八幡にある神社である。旧社格は村社。社殿は国宝に指定されており、どんと祭の裸参りで知られる。

目次

祭神

社名・歴史

創建年代は不明であるが、社伝では坂上田村麻呂宇佐神宮鎮守府胆沢城)に勧請鎮守府八幡宮と称したことに始まり、室町時代に入り奥州管領であった大崎氏が本拠地(現宮城県大崎市)に遷したため、大崎八幡宮と呼ばれるようになったという。

大崎氏改易後の慶長9年(1604年)、伊達政宗仙台城地図)から見て北西()かつ仙台城下町(地図)北西端の現在地に造営を始めた。当地は別当寺の龍宝寺(地図)の西隣にあり、城下町の北に連なる北山丘陵(七北田丘陵)と広瀬川とが接するために城下町がある河岸段丘の西端部にあたり、広瀬川上流の愛子盆地山形方面に向かう作並街道(現国道48号)が超えなくてはいけない最初の難所の鶏沢(地図[1]の城下町側に接する地である[2][3]。慶長12年(1607年)、従来伊達氏が祀ってきた成島八幡宮と合祀して遷座し、仙台城下の乾(戌亥・北西)天門の鎮めとした(当宮の西隣の鶏沢には堤も造られた[2][3])。以前に大崎氏の家臣が行なっていた流鏑馬の神事は、その旧臣3人が祭りの日に仙台までやって来て勤めた。仙台藩寛永15年(1638年)から彼らに旅費を支給した。後に社職の者も加わって4人が勤めた[4]

明治以降、大崎八幡神社と称していたが、平成9年(1997年)に大崎八幡宮の名称に復した。

年表

  • 1607年慶長12年)8月12日 - 社殿造立。
  • 1668年寛文8年) - 石鳥居を立てた[5]
  • 1902年明治35年) - 倒木により石鳥居が損傷した[5]
  • 1903年(明治36年)4月15日 - 大崎八幡神社社殿が国の重要文化財に指定された[6]
  • 1907年(明治40年) - 1902年に壊れた石鳥居を修復した[5]
  • 1952年(昭和27年)11月22日 - 大崎八幡神社社殿が国宝に指定された。
  • 1966年昭和41年)6月11日 - 大崎八幡神社長床が国の重要文化財に指定された。
  • 1969年(昭和44年) - 長床が雨漏りして破損したため、解体修理した[5]
  • 1970年(昭和45年)10月30日 - 大崎八幡神社石鳥居が宮城県指定有形文化財に指定された。
  • 1973年(昭和48年)11月5日 - 大崎八幡神社の能神楽が国の選択無形民俗文化財に指定された。
  • 1997年平成9年)6月 - 大崎八幡宮に改称した。
  • 2011年(平成23年)7月25日 - 大崎八幡宮の旧宮司宿舎、社務所、神馬舎が国の登録有形文化財に登録された。

社殿

総黒漆塗に極彩色の彫刻や金彩文様が施され、桃山建築の粋を凝らした絢爛たる社殿となっている。

主要祭事・年中行事

毎年、遠刈田温泉刈田嶺神社(里宮)神体が春になると蔵王御釜を見下ろす刈田岳山頂の刈田嶺神社(奥宮)へ季節遷座しているが、遷座の前に毎年「刈田嶺神社雪かき奉仕」を当宮が行っている(刈田嶺神社 (蔵王町遠刈田温泉)#季節遷座参照)[7]

文化財

国宝

  • 社殿本殿、石の間、拝殿(1棟) - 豊国廟を模したとの伝承があり、桃山建築の優秀な遺構として昭和27年(1952年)国宝指定。

重要文化財

  • 長床(1棟)

登録有形文化財

  • 社務所
  • 旧宮司宿舎
  • 神馬舎

選択無形民俗文化財

  • 能神楽

交通

どんと祭の日は、パークアンドライド用の駐車場が開設されたり、仙台市都心部との間などに臨時バスが運行されたりする。1941年(昭和16年)から1976年(昭和51年)までは仙台市電八幡神社前駅が最寄り駅だった。

  • バス
    • 仙台駅西口バスプールの10番乗り場(定義作並温泉、白沢車庫、芋沢大沢・青野木、茂庭、西花苑)、または、15番乗り場(南吉成団地、国見ヶ丘)より、仙台市営バス[840]・[844]・[845]・[846]・[850]・[855]系統に乗車し、「大崎八幡宮前バス停」下車。
    • 仙台市地下鉄南北線北四番丁駅付近の「二日町北四番丁バス停」より、上記系統に乗車し、「大崎八幡宮前バス停」下車。
    • 仙台駅西口バスプールの10番乗り場より、仙台市営バス[X820]系統に乗車し、「大崎八幡宮前バス停」下車。
    • 仙台駅西口バスプール15-3番乗り場より、仙台市営バスるーぷる仙台に乗車し、「大崎八幡宮前バス停」下車。ただし、瑞鳳殿仙台城址、青葉山宮城県美術館を経由するため、これらの施設を巡った後に立ち寄るのには便利だが、仙台駅前から直接訪れるためには、上記の路線バスの約2倍の所要時間(43分)がかかることに注意。
  • 鉄道
  • 無料駐車場
    • 北参道前にある。普通車:約70台、タクシー:4台、バス:2台
    • 駐車場の出入口は、市道宮脇通線[8]、市道小石沢通線[9]、市道鈴虫荘公園前線[10]がつくる変則五叉路に坂道で接続し、実質的に変則六叉路を形成しているので出入りに注意。

脚注

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  1. ^ 鶏橋・鶏沢(仙台市「広瀬川ホームページ」)
  2. ^ a b 古絵地図宮城県図書館
  3. ^ a b 仙台城下絵図/天明6~寛政元年(1786~89)(勝手連 仙臺まちづくり応援団「ゲート・タウン八幡」)
  4. ^ 『源貞氏耳袋』8-58、67頁。
  5. ^ a b c d 『仙台市の文化財』8頁-9頁。
  6. ^ 文化庁「国指定文化財等データベース」、2011年12月閲覧。『仙台市の文化財』6頁。以下年表中の文化財指定についてはこれら資料による。
  7. ^ ■「刈田嶺神社雪かき奉仕」(4月21日)(大崎八幡宮「八幡さま日記」)
  8. ^ 仙台市道青葉672号・宮脇通線
  9. ^ 仙台市道青葉671号・小石沢通線
  10. ^ 仙台市道青葉677号・鈴虫荘公園前線

関連項目

参考文献

  • 作者不詳、「源貞氏耳袋」刊行会・編、吉田正志・監修、『源貞氏耳袋』8、2007年
  • 仙台市教育委員会・編集発行『仙台市の文化財』、1996年。

外部リンク

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[ 大崎八幡宮 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/02 15:29)

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