今治市

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いまばりし
今治市
Imabari castle.JPG
Flag of Imabari Ehime.svg
今治市旗
Symbol of Imabari Ehime.svg
今治市章
市旗・市章、共に2005年平成17年)1月16日制定
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 愛媛県
団体コード 38202-7
面積 420.02km²
総人口 159,917
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 381人/km²
隣接自治体 松山市東温市西条市
越智郡上島町
広島県呉市尾道市竹原市
豊田郡大崎上島町
市の木 クスノキ
市の花 ツツジ
今治市役所
所在地 794-8511
愛媛県今治市別宮町一丁目4番地1
北緯34度3分58.2秒東経132度59分52秒
今治市役所
外部リンク 愛媛県 今治市

今治市位置図

― 市 / ― 町

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今治市(いまばりし)は、愛媛県北東部に位置する造船タオルの生産、焼き鳥などで知られる。人口は松山市に次ぐ愛媛県下第2位で、四国では各県庁所在地に次ぐ第5位である。西瀬戸自動車道(しまなみ海道)によって広島県尾道市と、また一部の安芸灘諸島連絡架橋(とびしま海道)によって広島県呉市と橋で結ばれている。

古くから瀬戸内海の海上交通の要所であったことから、平安時代以前は伊予国国府が置かれ、江戸時代今治城城下町として発展した。

目次

人口

Demography38202.svg
今治市と全国の年齢別人口分布(2005年) 今治市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 今治市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
今治市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 189,918人
1975年 196,817人
1980年 197,818人
1985年 197,774人
1990年 191,504人
1995年 185,435人
2000年 180,627人
2005年 173,983人
2010年 166,532人
総務省統計局 国勢調査より

地理

今治市中心部から島しょ部を望む

瀬戸内海沿岸に位置し、愛媛県北部の高縄半島の北東部を占める陸地部と、瀬戸内海特有の多島海景観を誇る島しょ部をも含めた多様な市域を有している。

旧今治市を中心とした「陸地部」と伯方島大島大三島を中心とした「島しょ部」という分け方も広く浸透している。

歴史

以下、主として2005年平成17年)の合併以前の「今治市」の市域の歴史を中心に記載している。2005年(平成17年)合併以前の越智郡の町村部の歴史については、それぞれの町村記事または各島の記事に詳しいので、そちらの記述を参照のこと。

略史

藩政期

今治藩領(ただし、今治藩の領地は市内中心部と蒼社川沿いのほか、玉川町の大部分、朝倉の一部、伯方島大島(ほかに宇摩郡弓削島佐島があった)に限られており、大三島関前諸島菊間町大西町波方町、波止浜、乃万は松山藩で、桜井は天領であった)

  • 1871年明治4年)7月14日 - 廃藩置県で今治藩が廃止され今治県が設置される。
  • 1871年(明治4年)11月 - 松山県、西条県、小松県と合併し、松山県(その後、石鉄県に改称)が誕生する。
  • 1872年(明治5年) - 石鉄県の県庁所在地が今治に設置される。その後神山県と合併し愛媛県が誕生する。県庁所在地も松山に移される。
今治町時代
  • 1889年(明治22年)12月15日 - 市町村制の施行により今治町が誕生。
  • 1905年(明治38年) - 四阪島に住友の銅製錬所(現在は住友金属鉱山四阪工場)ができる。
旧・今治市時代
新市発足以降
  • 2005年(平成17年)1月16日 - 今治市および越智郡11町村の新設合併により、新たに「今治市」発足。これにより、愛媛県からが消滅。
  • 2006年(平成18年) - 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)愛媛県の大島道路と広島県の生口島道路が完成し全線開通。これにより愛媛県今治市と広島県尾道市の所要時間が短縮された。
  • 2008年(平成20年) - 安芸灘諸島連絡架橋(とびしま海道)広島県上蒲刈島と広島県の豊島を結ぶ豊島大橋が完成し全線開通。16橋もの海上架橋を通過する非常に特殊な状況下であるが、今治市の主要部分では最後の離島エリアであった岡村島が市内中心部と陸路で接続された[1]。これにより岡村島の離島指定が解除された。

市域の変遷

今治市の系譜
(町村制実施以前の村) (明治期)         (昭和の合併) (平成の合併)
            町村制施行時

室屋町 ━━━┓
米屋町 ━━━┫
本町  ━━━┫
北新町 ━━━┫         う  え お か き く
風早町 ━━━╋━━━今治町━━今治市━┳━┳━┳━┳━┳━━━━┓
新町  ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
中浜町 ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
片原町 ━━━┫         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
今治  ━━━┛         ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
                 ┃  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           日吉村━━━┛  ┃ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           近見村━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃ ┃    ┃
           立花村━━━━━━━━┛ ┃ ┃ ┃    ┃
           桜井村━桜井町━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
                い       ┃ ┃ ┃    ┃
           富田村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           清水村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           日高村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
           乃万村━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃    ┃
                        ┃ ┃ ┃    ┃平成17年1月16日
           波止浜村━━波止浜町━━━┛ ┃ ┃    ┃新設合併
                  あ       ┃ ┃    ┣今治市
                          ┃ く    ┃
                    吉海町━━━┻━━━━━━┫
                            く    ┃
                            ┃    ┃
                    波方町━━━━━┻━━━━┫
                    朝倉村━━━━━━━━━━┫
                    玉川町━━━━━━━━━━┫
                    大西町━━━━━━━━━━┫
                    菊間町━━━━━━━━━━┫
                    宮窪町━━━━━━━━━━┫
                    伯方町━━━━━━━━━━┫
                    上浦町━━━━━━━━━━┫
                    大三島町━━━━━━━━━┫
                    関前村━━━━━━━━━━┛

あ - 1908年(明治41年)1月1日 波止浜村が町制施行、波止浜町に
い - 1917年(大正6年)10月1日 桜井村が町制施行、桜井町に
う - 1920年(大正9年)2月11日 今治市、日吉村と合併、市制施行
え - 1933年(昭和8年)2月11日 今治市が近見村を編入
お - 1940年(昭和15年)1月1日 今治市が立花村を編入
か - 1955年(昭和30年)2月1日 今治市が桜井町、富田村、清水村、日高村、乃万村を編入
き - 1955年(昭和30年)8月1日 境界変更により吉海町より馬島を今治市へ編入
く - 1960年(昭和35年)5月1日 境界変更により波方町大字大浦の一部を今治市へ編入

(注記)「今治町」以外の合併以前の系譜はそれぞれの市町村の記事を参照のこと。

行政

行政機関

市の機関

  • 今治市役所
    • 支所 - 朝倉、玉川、波方、大西、菊間、吉海、宮窪、伯方、上浦、大三島、関前
  • 今治市消防本部
    • 中央消防署(玉川分署)
    • 西消防署(波方分署)
    • 北消防署(大三島分署・大島分署)
    • 東消防署

県の機関

国の機関

独立行政法人、特殊法人及び特殊会社

公共施設

  • 体育館
    • 今治市営中央体育館
    • 菊間総合体育館
    • 大三島体育館
    • 大西体育館
    • 市営波方体育館
  • プール
    • 富田海浜プール
    • 今治市営プール
    • 市営波方プール

歴代市長

  • 旧市(戦後)
  • 新市

議会

姉妹都市

平成の大合併

平成の大合併の中で全国でも異例の12市町村という多数の自治体が関わることとなった。これを巡って大西町波方町との合併を提案する菊間町が一時的に合併協議会から離脱したが、この3町のみによる合併が難しくなったため合併協議会に復帰した。

12市町村が合併したことで人口は約18万人になり、愛媛県では松山市に次ぐ人口、 四国地方全体では各県の県庁所在地に次いで5番目の人口を擁する都市になった。

課題

将来的に瀬戸内の中核都市を目指して人口20万人以上(特例市)を目指しているが、少子高齢化の影響や過疎地域の人口減少などで1975年(昭和50年)ごろをピークに人口が減少している。2005年(平成17年)の国勢調査で人口減少率は約3パーセント、約6000人の減少がみられた。このため市では少子化対策を進めているほか、島部では団塊世代Uターンを促進するための施設を整備している。
  • 中心街と郊外の都市開発
合併前の旧市の時代から、今治市は港を中心に発展してきた商業都市であり、港から今治駅へと続く規模の大きな商店街が存在する。一方、市が参画する今治新都市開発で、郊外の開発地区の一部に大型商業施設の誘致を検討している方針が、2006年(平成18年)の市議会における今治市の説明で明らかになり、中心市街地に立地する商店街がこの方針に反対し署名などが行われた。2007年(平成19年)4月、今治市と都市再生機構が所有する大型商業施設用地の競争入札でイオンが落札して予約契約。2009年(平成21年)1月にはイオンと本契約を結び、今治市に愛媛県新居浜市イオンモール新居浜と同規模のイオンショッピングセンターが進出する見通しとなっている。※詳細は今治新都市開発を参照。
市ではこれに対し、港周辺の再開発構想を打ち出している。なお、旧市の時代から港の再開発構想があり、富田地区の産業用地埋立て、コンテナターミナルの設置などはあったものの、旅客ターミナル付近においては桟橋の改修程度しか進んでいない。現在、「交通の港から交流の港」をコンセプトに港湾ビルの建て替えや遊歩道の整備などの計画が進んでいる。
また、中心部の小学校・中学校では児童・生徒の減少が著しく、2013年に美須賀中学校が日吉中学校に統合され、2015年に美須賀小学校、今治小学校、日吉小学校、城東小学校を統合し、美須賀中学校跡に建設される新設校に移行する予定となっている。

都市開発

  • 今治新都市開発事業
今治新都市開発も参照。
都市再生機構を事業主体とし、同機構、愛媛県、今治市の3者が共同で進めている都市開発事業である。西瀬戸自動車道(しまなみ海道)が開通し、中四国の物流や交流拠点を目指し土地整備が進んでいる。現在は一部の道路整備、住宅用地、産業用地の整備が終わっている。
  • 中心市街地再開発
今治市は旧市時代から商店街が形成されるなど、港を中心に発展してきた街であるが、航路の再編などにより港の付近が活力を失いつつある。一方、郊外の今治新都市(上記)へのイオンの進出により、中心市街地の既存店が撤退するなど、市内が空洞化する可能性が指摘されている。そのため今治市では中心市街地活性化にも力を入れるとしている。そのひとつとして、今治港再開発などを明らかにしている。
  • 今治海事都市構想
今治海事都市構想は、今治市が近隣12市町村と合併したことで、世界的に希少な海事産業(海運造船)の集積都市になったのを受けて、地域産業を最大限に活かすために策定された。次世代の人材育成、海事クラスターの構築、海事文化の振興と交流の促進などの事業が進められている[2]

経済

農業

総農家数は2010年2月1日現在5,810戸が存在し、農業就業人口は5,399人である[3]

朝倉地域や玉川地域などで農業が盛んである。主にみかんなどの柑橘類れんこんなどの野菜裸麦の生産が行われている。

漁業

  • 漁業協同組合
    • 今治漁業協同組合
    • 渦浦漁業協同組合
    • 小部漁業協同組合
    • 大浜漁業協同組合
    • 大西町漁業協同組合
    • 上浦漁業協同組合
    • 菊間町漁業協同組合
    • 来島漁業協同組合
    • 桜井漁業協同組合
    • 関前村漁業協同組合
    • 津島漁業協同組合
    • 伯方漁業協同組合
    • 宮窪町漁業協同組合
    • 御島漁業協同組合
  • 愛媛県漁業協同組合連合会 東予支部今治出張所

製造業

東予新産業都市であり製造業で栄えた。特にタオル造船の製造で栄え、タオルは日本一の生産地に造船は日本でも有数の生産地となった。またそれ以外にも造船関連産業・電機・食品工業、エネルギー産業も発達している。今治市の製造品出荷額は年間1兆955億円で、四国の市町村では最も製造出荷額が多い。なお、製造出荷額が1兆円を超える自治体は四国では同市が唯一である[4]

タオル
日本一のタオルの生産地であり国内の生産量の5割を占めている。[5]1894年に阿部平助が綿ネル機械を改造して、タオルの製造を開始したのが始まりである[6]。しかし近年は中国や韓国の安いタオルの輸入増加によって市内のタオルメーカーが工場を中国などに移転したり、平成産業(旧昭和産業)などの有力タオルメーカーが倒産、今治織物工業協同組合が解散するなど市内のタオル産業は大きな打撃を受けている。こうした中で市内のタオルメーカーはタオルの高品質化を進め、今治タオルとしてブランド化を進めている。経済産業省の「JAPANブランド育成支援事業」に指定されておりタオル製造の熟練者を認定する「タオルマイスター制度」の創設やタオルソムリエ資格試験の実施、メディアプロモーションなど今治タオルとしてブランド確立のための取り組みが行われている。こうした取り組みなどの効果もあって今治地区内のタオル生産数量・生産額は90年代後半以降減少していたが、2010年以降は増加に転じている[7]
ハンカチ王子フィーバーの際、日米高校親善野球に選ばれた今治西高の宇高主将が地元今治産タオルハンカチを日本チームのメンバーに配ったことが大きく報道され、多大な宣伝効果を生んだ。
造船業
今治造船本社工場
今治市内には今治造船新来島どっくなどの造船メーカーが立地しており、14の造船所が存在している[8]。2011年の今治市内の新造船竣工量は99隻で、日本国内で建造された船舶の約17%を占めている[9]。今治市の造船業売上高は2011年現在3000億円以上あり、また従業員数は6,925人を数えており市の大きな産業となっている[10]。また造船業の発達によって渦潮電機潮冷熱四国溶材などの船舶用の機械や資材を生産する工場が集積している。近年は造船技術者の高齢化が深刻な問題となっており、造船技術の訓練施設として「今治地域造船技術センター」が開設され若手技術者への技術指導が行われている。

タオルや造船以外の製造業では、や調味料メーカーの日本食研、伯方の塩を製造する伯方塩業などが本社・製造工場を置いている。また菊間には太陽石油、宮窪には住友金属鉱山、富田新港には吉野石膏東芝ライテックの製造工場が立地している。

大島では材質の良い大島石が採掘されていて、墓石等に利用されている。

観光業

えひめ瀬戸内リゾート開発構想において、湯ノ浦地区や糸山地区、島嶼部などで大規模な観光施設整備計画が打ち出されたが、湯ノ浦を除きバブル崩壊で計画は凍結された。また瀬戸内海リゾート開発構想は2006年(平成18年)1月25日付けで廃止されている。

1999年しまなみ海道が開通(当時、一部区間は未開通)すると「しまなみブーム」と呼ばれるほど、観光客が増大した。その後、ブームの収束で観光客は減少したが、2008年の推定観光客数は515万4,552人と多くの観光客が訪れている。[11]

しまなみ海道は自転車道として人気が高く、毎年5万人以上のサイクリング愛好家が来訪している[12]。市では沿線自治体などと共同で「しまなみサイクリングアイランドライド」や「瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」などのサイクリング大会やウォーキング大会などのイベントを開催している。2010年8月1日にはこれまで禁止されていたタンデム自転車の愛媛県内全域で解禁され観光の魅力アップが期待されている[13]。また広島県側でも2010年(平成22年)秋ごろをめどに解禁を検討している。

海運業

瀬野汽船と関連会社などが保有し、近海郵船物流が運航するRO-RO船「しゅり」。船尾には主要船主がある当市が表示されている。なお、定期航海において当市へ寄港することは無い

多くの船主(船舶貸渡業)が今治市に存在し、「愛媛船主」や「今治船主」の名で世界的に知られている。船主が多く存在することから海事系の法律事務所や海上保険会社、金融機関など船主向けのサービス事業者が多く立地している。

「愛媛船主」は自ら船舶を運行したりその積荷を集めるための営業を行うのではなく、船舶および船員をも含めた傭船(貸渡)のほか、船舶の売買で利益を上げるビジネスモデルである。なお、新船を建造した外航船の船舶貸渡業は1956年、市内にある瀬野汽船が県内で初めて建造したことに始まる[14]。近年、外航船については2000年以降の10年間で船腹数が倍増したが、保有船舶の資産価値が上昇し「含み益」が生じたことにより更なる船舶建造や保有が可能になったほか、含み益を元手とした他業種への進出も図られた。船舶資産は総計で2兆円を超えるともされているが、社員数など企業の態様としては家族経営のような零細事業者も少なくないとされる。[15]

主な融資元のひとつである愛媛銀行によると、全世界における占有率は外航船の約6%、県内シェアは約90%とされる[14]。また、今治市によると2010年時点での保有船舶数は、外航海運においては約50社の企業が800隻の船舶を保有し国内の外航船舶の30%を占めているほか、内航海運においては約220社の事業者が国内船腹数の8%、県内の63%をそれぞれ占めている[16]

小売業

今治商店街入口
閉店した今治大丸
イオン今治店(旧今治サティ)

今治市役所から今治港にかけての市中心部の商店街は、1980年代前半までは今治大丸今治高島屋の百貨店や、ニチイ、今治ショッパーズプラザなどの大型スーパーで賑わっていたが、店舗間の競争の激化や郊外大型店舗への転換と店舗の老朽化に伴って、次第に市中心部から撤退した。

相次ぐ百貨店、大型スーパーの撤退や西瀬戸自動車道開通に伴う今治港の利用客減少で、商店街では空き店舗が増加している。商店街はイベントを行うなどして客足の減少に歯止めをかけようとしている。ニチイ跡地にマルナカを誘致したのもその一つである。

一方、市郊外では、2006年(平成18年)以降は西瀬戸自動車道の開通で四国・愛媛県の玄関口になったことから、今治市に初進出する店舗が増加しており、マックスバリュ西日本が、四国エリア初の直営店となるイオン今治阿方ショッピングセンターを今治市阿方に出店したほか、波止浜には大黒天物産のディオ今治北店が進出している。

2007年(平成19年)には今治市中寺に越智今治農業協同組合が日本最大級の野菜直売所さいさいきて屋をオープンしている。

2015年には今治新都市開発事業第1区にイオンモール今治新都市が開業予定。

小売業史

  • 1962年(昭和37年) - 大洋デパート(今治大丸の前身)が開店。
  • 1972年(昭和47年) - 今治ショッパーズプラザ(ザ・ショッパーズの前身)が開店。
  • 1973年(昭和48年) - 今治大丸が常盤町4丁目に移転。
  • 1984年(昭和59年) - 今治高島屋が閉店。
  • 1997年(平成9年) - フジグラン今治(東門町5丁目)が開店。
  • 1998年(平成10年) - ワールドプラザ(東村)が開店。
  • 1999年(平成11年) - 今治サティ(馬越町)が開店。
  • 2006年(平成18年) - 西瀬戸自動車道が全線開通。これにより愛媛県今治市と広島県尾道市の所要時間が短縮された。
  • 2006年(平成18年) - イオン今治阿方ショッピングセンター(阿方)が開店。
  • 2007年(平成19年) - さいさいきて屋(中寺)が開店。
  • 2008年(平成20年) - 今治大丸が閉店。ザ・ショッパーズ内のスーパーが閉店。
  • 2015年(平成27年) - イオンモール今治新都市開業予定。

本社を置く主要企業

工場・事業所を置く主要企業

新来島どっく 大西総合事務所

支社・営業所を置く主要企業

産業人口

  • 第1次産業(農林水産業) 8.3%
  • 第2次産業(工業・鉱業・建設業) 35.0%
  • 第3次産業(商業・サービス業など) 56.7%

情報・通信

新聞

テレビ局

ケーブルテレビ局

ラジオ局

地域情報誌

その他

  • 今治地方フィルム・コミッション[17]
  • 市外局番
    • 0898(陸地部、今治MA)
    • 0897(島嶼部(宮窪町四阪島を除く)、伯方MA)
    • 0897(宮窪町四阪島、新居浜MA)

文化

スポーツ

  • サッカー - FC今治 
    ・2014年 元サッカー日本代表監督、岡田武史氏がFC今治のオーナーに就任。

伝統文化

伝統産業

  • 桜井漆器(桜井地域)
  • 菊間瓦(菊間地域)

食文化

今治焼鳥(皮)

独自の食文化がある。

今治焼鳥 : 串焼きもあるが、鶏肉鉄板へらなどで押さえつけて焼く鉄板料理が特徴で[18]、その中でも「皮焼き(皮)」が有名である。鶏肉料理が盛んで、から揚げせんざんき)を提供する店舗と共に客も多く「名物」となっている。これらは郷土料理とされており、今治市外にも広がっている。

その他

  • 猿飛佐助
    • 猿飛佐助は、今治出身の山田阿鉄(おてつ)などが「立川文庫」のなかで創作した想像上の人物で、今治駅前と、山田家の菩提寺である観音禅寺には、佐助の銅像が据えられている。今治市の合併前の広報にも時々、佐助を模したマンガキャラクターが登場していた。
  • バリィさん
    • 今治市をイメージして作られたマスコットキャラクター2010年(平成22年)に今治地方観光協会の初代観光大使に任命された。FC今治のエンブレムや市内のタクシー会社の車体に描かれたり、切手やストラップなどグッズが販売されるなどしている。
  • 桜井漆器の販売をもとに月賦販売が生まれたところでもある。
  • 「村上」や「越智」の名字が市民に多く見られる[19]

教育

大学・短期大学

高等学校

専修学校

中等教育学校

中学校

小学校

特別支援学校

幼稚園

公立幼稚園

  • 今治市立大西幼稚園
  • 今治市立宮窪幼稚園
  • 今治市立伯方幼稚園

私立幼稚園

  • こまどり幼稚園
  • 今治幼稚園
  • 若葉幼稚園
  • 今治精華幼稚園
  • 立花幼稚園
  • 晴心幼稚園
  • ひまわり幼稚園
  • ゆりかご幼稚園
  • いずみ幼稚園
  • みどり幼稚園
  • みなみ幼稚園
  • 唐子幼稚園
  • 白ゆり幼稚園
  • 今治めぐみ幼稚園
  • 近見虎岳幼稚園

学校教育以外の施設

健康

医療機関

保健機関

  • 保健所
    • 愛媛県今治保健所[21]
  • 保健センター
    • 今治中央保健センター
    • 玉川保健センター
    • 波方保健センター
    • 吉海保健センター
    • 伯方保健センター
    • 上浦保健センター
    • 大三島保健センター
  • 今治市母子生活支援施設
    • 働く婦人の家

交通

鉄道

港湾

今治港湾ビル

市域(合併前は周辺市町村)には離島部が多くあることから多数の港湾が設置されているが、西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)の開通による航路の縮小・廃止などで定期旅客航路が無くなった港湾もある。重要港湾の今治港では、旅客航路だけでなく貨物航路も多数存在しており、特にガントリークレーンを備えた富田地区には国内、大韓民国などへの定期貨物航路が就航している。

主な港湾

航路

芸予汽船の快速船

かつては今治港から離島部や広島方面を結ぶ航路および大阪・神戸・大分などへの長距離航路が多数運航されていたが、瀬戸内しまなみ海道の開通による陸上交通への転移によって多くの航路が縮小・廃止された(長距離航路については、2009年5月限りで寄港中止となった)。今治港からは、上島諸島芸予諸島などを結ぶ航路が運航されている。

路線バス

一般路線

陸地部では瀬戸内運輸(せとうちバス)、島嶼部では瀬戸内海交通が路線バスを運行している。今治市の中心部と市内各地を結ぶ路線の他、西条市新居浜市松山市(特急バス)を結ぶ路線が運行されている。また、しまなみ海道を経由して市内の中心部と島嶼部を結ぶ特急・急行バスが運行されており、島嶼部の通勤・通学などの足となっている。

都市間高速バス

しまなみ海道の開通や今治小松自動車道などの高速道路の整備により東京・大阪・神戸・広島などの都市を結ぶ高速バスが運行されている。しまなみ海道開通時の頃には、今治と因島市三原市を結ぶ路線も運行していたが利用者減少のため廃止されている。1989年に運行開始された東京行き夜行高速バスパイレーツ号」は、運行開始当初から東京への唯一の直通交通手段として週末には続行便を運行する程の盛況ぶりで、瀬戸内運輸のドル箱路線となっている。

道路

高速道路

今治と尾道を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(来島海峡大橋

一般国道

都道府県道

主要地方道
一般県道
  • 愛媛県道154号東予玉川線
  • 愛媛県道155号今治丹原線
  • 愛媛県道156号桜井山路線
  • 愛媛県道157号今治停車場線
  • 愛媛県道158号波止浜停車場線
  • 愛媛県道159号孫兵衛作壬生川線
  • 愛媛県道160号今治波止浜線
  • 愛媛県道161号線
  • 愛媛県道162号朝倉伊予桜井停車場線

道の駅

主な橋梁

観光スポット

今治市のシンボル、今治城

歴史的建造物

神社仏閣

大山祇神社拝殿

四国八十八箇所

四国八十八箇所の札所のうち、6箇所が市内にある。

博物館・展示施設など

公園

  • 開山フラワーパーク
  • 多々羅スポーツ公園
  • 大三島緑の村運動広場
  • よしうみバラ公園
  • 亀老山展望公園

海浜公園

  • 唐子浜
  • 桜井海浜ふれあい広場
  • 大角海浜公園
  • 伯方ビーチ
  • 沖浦ビーチ

温泉

景勝地

その他

百選など

祭事・催事

  • 今治市民のまつり おんまく (今治港周辺)
  • えびすぎれ、えびす市 (今治商店街)
  • 地方祭 (今治市内各地)

主な宿泊施設

公営 民営
  • 今治湯ノ浦ハイツ
  • サンライズ糸山
  • 大三島少年自然の家
  • 今治市朝倉ふれあい交流センター
  • 今治市しまなみふれあい交流館
  • 休暇村瀬戸内東予

出身有名人

政治家

官僚

スポーツ

芸能人

研究者

文化人

  • 馬越嘉彦 - アニメーター、キャラクターデザイナー(旧伯方町出身)
  • 喜多瞬生 - 書道家
  • 黒川博行 - 作家
  • 清水克彦 - ジャーナリスト、文筆家、文化放送キャスター、プロデューサー(旧大西町出身)
  • 智内兄助 - 画家(旧波方町出身)
  • MAYA MAXX - 画家
  • 森一生 - 映画監督
  • 村上三島 - 書道家(旧上浦町出身)
  • 山本康介 - バレエダンサー、バーミンガムロイヤルバレエ(イギリス)

アナウンサー

実業家

その他

ゆかりの人物

名誉市民

今治市を舞台とした作品

文芸

映画

アニメ

広告

脚注

  1. ^ 岡村島から今治市の中心部に行くためには通常船舶を使うが、夜間や荒天時に道路を使って行く場合、一旦本州に出て広島県を殆ど縦断する必要があるため所要時間は4時間ほどかかる。通過する海上橋梁は、岡村大橋中の瀬戸大橋平羅橋豊浜大橋豊島大橋蒲刈大橋安芸灘大橋新尾道大橋因島大橋生口橋多々羅大橋大三島橋伯方橋大島大橋来島海峡第一大橋来島海峡第二大橋来島海峡第三大橋
  2. ^ 海事都市今治 - 今治市役所産業部のサイト
  3. ^ 愛媛県統計課(2010)『世界農林業センサス(農林水産省)』
  4. ^ 今治市広報(4月1日) - 今治市(2010年4月1日)、27ページ
  5. ^ シティプロモーションによる地域の活性化 - 社団法人地域活性化センター(2012年3月24日閲覧)。
  6. ^ 今治タオルの歴史 - 今治タオル 2013年6月22日閲覧。
  7. ^ 統計表(pdf)(2011年1月 - 12月) - 四国タオル工業組合、2ページ
  8. ^ 今治市海事都市交流委員会『日本最大の海事都市 今治』
  9. ^ 海事都市今治:造船竣工量の推移 - 今治市産業部海事都市推進課、2013年3月24日閲覧。
  10. ^ 海事都市今治:今治市の造船業売上高と従業員数の推移 - 今治市産業部海事都市推進課、2013年3月24日閲覧。
  11. ^ 今治市の統計(平成21年度) - 今治市総務部情報政策課
  12. ^ “しまなみ海道 タンデム自転車解禁へ 広島県公安委 愛媛県側に合わせ秋にも”. 山陽新聞. (2010年8月22日). http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010082210010118/ 2011年2月15日閲覧。 
  13. ^ “タンデム自転車解禁へ 県公安委、細則改正の方針 広島”. 産経新聞. (2010年8月25日). http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/hiroshima/100825/hrs1008250304004-n1.htm 
  14. ^ a b 海運業の発達と現状 世界に誇れる地場産業『愛媛船主』の概要 (PDF) (p.39-41) - 愛媛銀行(船舶ファイナンス室 日野満 著、2012年8月、同年10月4日閲覧)
  15. ^ 日本海運支える「愛媛船主」 生き残りかけた正念場に - 朝日新聞GLOBE(2012年10月4日閲覧)
  16. ^ 今治市広報(2010年6月1日) - 今治市広報(2010年6月1日版)、21ページ
  17. ^ 今治地方フィルム・コミッション - (社)今治地方国立公園協会・今治地方観光協会
  18. ^ 今治の焼き鳥 - 今治市産業部商工労政課
  19. ^ 今治人の名字・名前 - 今治おもしろ百科
  20. ^ 愛媛大学サテライト・オフィス - 今治市
  21. ^ 愛媛県今治保健所 - 愛媛県
  22. ^ マーキュリーマネイジメント(モデル事務所) Model&Actor Agencyのブログ
  23. ^ 岡田俊裕『日本地理学人物事典[近代編2]』原書房、2013年2月28日、369p. ISBN 978-4-562-04711-6 (197ページより)
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外部リンク

[ 今治市 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/11 10:16)

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