SERVAMP -サーヴァンプ-

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{{#invoke: Sidebar | collapsible }} 『SERVAMP -サーヴァンプ-』は、田中ストライクによる日本漫画作品。『月刊コミックジーン』(メディアファクトリー)で、2011年7月号より連載開始。単行本は、2013年12月時点で既刊5巻。

目次

あらすじ

「シンプル」がモットーの高校1年生・城田真昼は、ある日道端で1匹の黒猫を拾い「クロ」と名付ける。だが、その猫はサーヴァンプという、契約した主人の言うことを聞く吸血鬼だった。契約によってクロの主人となってしまった真昼は、吸血鬼同士の争いに巻き込まれることになる。

登場人物

※担当声優は、ドラマCD版のもの。

主要人物

城田 真昼(しろた まひる)
声 - 寺島拓篤[1]
本作の主人公。高校1年生。15歳。誕生日:7月7日。身長:165cm。クロを拾ったことがきっかけで、彼と契約して主人となる。口癖は「シンプルに」。モットーは「シンプルイズベスト」。明るくドライな性格、世話焼きで面倒見が良く、悩むことや面倒なことを嫌うが、面倒臭がり屋という訳ではなく、クラスメイトが嫌がる仕事を進んで行っている。本人曰く「やらずに後悔することが一番面倒だから」。家事万能で足が速い。父親はおらず、母親は幼い頃に事故死しており、その後は叔父に育てられたが、出張が多く家にいることが少ないため、ほぼ一人暮らし。ホウキ型のリードを扱う。
クロ
声 - 梶裕貴[1]
真昼に拾われた、“怠惰”の真祖で、1番目のサーヴァンプ。通り名:“沈黙する終焉(スリーピーアッシュ)”。誕生日:12月31日。身長:177センチメートル(2012年12月号『コミックジーン』より)。自堕落かつ怠惰で、動くことを嫌う。真昼曰く「引きこもりニート吸血鬼」。口癖は「めんどくせー」「向き合えねー」。日光を浴びると黒猫になってしまう。好物は、カップ麺とポテトチップス。中立機関C3とは深い関係がある模様。

サーヴァンプと主人

椿(つばき)
声 - 鈴木達央[1]
“憂鬱”の真祖。通り名:“招かれざる8番目(フーイズカミング)”。誕生日:1月1日。身長:168cm(+下駄9cm)
本来、サーヴァンプは7人しかいないが、8人目を名乗り、サーヴァンプの末子を自称する謎の人物。
和服を着ている。狐に変身出来る。狂的で冷酷非情な性格。回転寿司ではいなり寿司しか食べない。
口癖は「面白くない」。この台詞は、発作的に笑い出した後に言う。吸血鬼同士の戦争を起こそうと企んでいる。主人は、いない。(本人談)
綿貫 桜哉(わたぬき さくや)
声 - 深町寿成[1]
真昼たちのクラスメイト兼親友で、実は椿の下位吸血鬼。誕生日:4月2日。身長:173cm。真昼とは実際には1年程の付き合いしかなかったが、自分を見つけて手を差し伸べてくれた真昼に感謝し特別視するようになり、「幼馴染同士だった」という記憶を植え付けていた。
保険金のために両親にマンションのベランダから落とされた際、椿の下位吸血鬼となった。自分の正体を打ち明けた後は学校を去り(友人達に記憶の操作はしたものの、「転校した」ということにして自分の存在自体は消さなかった)、椿と行動を共にしている。
ベルキア
声 - 松岡禎丞[1]
椿の下位吸血鬼。シルクハットと燕尾服を纏った手品師の格好をしている。騒がしく残虐な性格。椿と行動を共にしている。
オトギリ
椿の下位吸血鬼。短髪に巨乳の女性。口癖は「困ります…」。糸を使って相手を操り人形のように操る技を持つ。
シャムロック
椿の下位吸血鬼。右目に変わった形の眼帯をしている外国人男性。椿を「若」と呼び、心酔している。しかし椿曰く「“若”ってダサイからやめて」ほしいらしい。
スノウリリイ
声 - 堀江一眞[1]
“色欲”の真祖。愛称はリリイ。通り名:“全ては愛に収束する(オールオブラブ)”。8人兄弟の内の7番目。誕生日:3月14日。身長:191cm。
物腰が柔らかくおっとりとしているが、脱衣癖があり露出狂。口癖は「ひと肌脱ぎましょう」。そのためよく「変態」と呼ばれるが、本人曰く「心外」。
日光を浴びると蝶になる。タバコを嗜むが御園の前ではやめている。幻術を得意とする。子供の下位吸血鬼を大勢従えているが、実は昔から虐待や育児放棄といった理由で死にかけていた孤児達を保護し、それでも間に合わずに死んでしまった子供達をその度自分の下位吸血鬼にしてきたからである。ザ・マザーが苦手。有栖院家の先代当主にして前の主人だった御園の祖父・御影が亡くなった際、別の名前だったところを幼かった御園から『スノウリリイ』と名付けられた。
有栖院 御園(ありすいん みその)
声 - 下野紘[1]
リリイの主人。有名校・私立帝一瀬学院に通う高校1年生。15歳。誕生日:2月14日。身長156cm。
傲岸不遜だが、ツンデレな性格。体が弱いため、よくリードであるイスに座っており、夜9時になると自然に就寝してしまうお子様体質(後に10時まで起きれるようになった)。
有名財閥・有栖院家の御曹司で、人間と下位吸血鬼達が共存する特殊かつ大きな屋敷に住んでいる。頭にアホ毛が生えている。
7年前に突然家を出奔した兄・御国のことを激しく嫌っているが、何故か自分でも嫌う理由を思い出せないこと、そしてその御国が最初からいなかったかのように振る舞う父や使用人、下位吸血鬼達に戸惑いを覚えている。
ユリー、マリー
声 - 生田善子[1]相坂優歌[1]
スノウリリイの下位吸血鬼。双子であり、喋るときに2人が同じセリフを同時に口にする。
“世界を食い尽くせ”ワールドエンド
“暴食”の真祖。8人兄弟の内の6番目。凶暴かつ乱暴な性格だが、手が出せない範囲は、小動物、お年寄り、女、子供、けが人、病人以外と狭い。真昼曰く「昔の不良」。いつも何かを食べたがっているが、貧乏な為にあまり食べ物は買えない模様。
“母なるもの”ザ・マザー
“憤怒”の真祖。8人兄弟の内の4番目。常にムスッとしているが、本人曰く「クール」。農業にはまっている。
ジェジェ
“嫉妬”の真祖。通り名:“疑わしきは罰せよ(ダウトダウト)”。8人兄弟の内の3番目。誕生日:10月2日。
常に紙袋を三段重ねでかぶっており、顔を見せず口を利くことも殆どないがクールという訳ではなく、感情表現が豊かでキレやすい部分もあり、主人である御国には振り回され気味。蛇に変身出来る。何丁もの銃を武器として用いており、戦闘の際だけでなく、御国にいじられる都度、彼に向けて容赦なくしょっちゅう発砲している。
有栖院 御国(ありすいん みくに)
ジェジェの主人で御園の兄。誕生日:10月1日。自称「世界旅行が趣味の骨董屋」らしく、人形のアベルをリードとし、偏愛している。アベルを性的な目で見る人に対して容赦はしない。7年前に突然有栖院家から姿を晦ましてからというもの、御園との仲は険悪であり、また家族である父や使用人達からは始めからいなかったかのように扱われるなど謎が多い。
ヒュー・ザ・ダーク・アルジャーノンⅢ世
“傲慢”の真祖。通り名:“古き良き時代の忘れ物(オールドチャイルド)”。誕生日:11月8日。8人兄弟の内の2番目。愛称:ヒュー。コウモリに変身する。外見は子供だが、ワガママでプライドが高い。変身した際の姿や、ニンニクを嫌う等の嗜好から、真昼からは「ダントツで吸血鬼っぽくて安心する」と称されるが、玩具に夢中になる等、内面にも幼い面もある。好物は、赤ワイン、パフェ。
千駄ヶ谷 鉄(せんだがや てつ)
ヒューの主人で温泉宿の跡取り息子。誕生日:4月29日。真昼、御園よりも背が高いが、実は中学2年生。14歳。リードの棺桶の消し方が分からなかった為、宿の宣伝の為に使っている。
御国からアベルを取り上げたことがあり、御国から天敵とされている。真昼曰く「器がでかい」。
“唯一無二”(ロウレス)
声 - 木村良平[2]
“強欲”の真祖。8人兄弟の内の5番目。ハリネズミに変身する。短髪に眼鏡をかけた男性の姿をしている。騒がしい性格。リヒトからはぞんざいな扱いを受けている。
リヒト・ジキルランド・轟(-とどろき)
声 - 島﨑信長[2]
ロウレスの主人で、天才ピアニスト。18歳。ロウレスを「クソネズミ」と呼び、罵倒したり暴力を奮ったりしている。自称:天使。真昼曰く「電波キャラ」。カラオケが好き。武器はブーツ。

その他の登場人物

龍征(りゅうせい)
声 - 粕谷雄太[1]
真昼の友人。ベルキアに襲われるが、辛くも一命を取り留めた。が、本人はその記憶が無い模様。
虎雪(こゆき)
声 - 瀬戸祐介[1]
真昼の友人。やや心配性で、真昼の身を案じている。
城田 徹(しろた とおる)
ダジャレ好き(ただし滑り気味)で賑やかな性格をしている真昼の叔父。普段は出張で殆ど家を空けているが、母が死んだ折に親戚中が真昼の引き取りを渋っていた中、唯一「シンプルに考えて俺だろ」の一言と共に手を差し伸べた人物で、真昼の「シンプルに」といった口癖やモットーは彼の影響によるところが大きい。久々に出張から帰宅した折に、真昼が何かを抱え隠していることに気づきつつも深く詮索することはなく、悩んでいた彼を静かに諭す。
露木 修平(つゆき しゅうへい)
真昼達の学校の生徒会副会長を務める高校2年生。人と吸血鬼の『中立機関』を自称する組織・C3の一員で、クロと真昼が接触したという情報を掴んだ際、様子を探るために高校に潜入するが、実年齢は22歳(童顔のため全く違和感はなかった)。実は御国の高校時代の後輩だが、彼のことは「嫌なタイミングでイライラさせられる」と非常に嫌っている。C3の同僚達からのあだ名は苗字の音読みで「ロキ」。階段から転げ落ちたり牛乳やサッカーボールを真上から浴びるなど古典的な不運の持ち主だが、そんな自らの不運に備えていつも何処かに湿布やタオルといった様々なアイテムを持ち歩くなど、「備えあれば多少憂いあれど問題なし」をモットーとしている。クロと真昼を引き離すことでC3への協力関係を強制させようとしていたが、「大人」の常識やルールが通用しない真昼の「選択」によって突破される。
有栖院 御門(ありすいん みかど)
御園・御国の父親で、有栖院家の当主。普段は穏やかだが、真昼に御園のアルバムを自分から見せておきながら「私の息子を性的な目で見るな」と唐突に我を失うなど、真昼をして「確かにあの二人の父親」と言わしめる部分もある。7年前から御園に「御国のことは忘れなさい」と言い含め続け、何かを隠している。
洞堂(どうどう)
下まつ毛が特徴的な御園の運転手。屋敷の下位吸血鬼達からのあだ名は「ドードー」。主人である御園を「アホ毛」と呼ぶなど、使用人としての態度も敬語も適当。かつてリリイに拾われた孤児達の1人。
宇佐美 三月(うさみ みつき)
御門の秘書を勤める女性で、洞堂と同じくリリイに拾われた孤児だった。クールな外見通りに生真面目な性格で主人・御門への態度も厳しいが、実はアイドルグループ(※ガールズユニット)のおっかけをしているという隠れた一面も。貧乳がコンプレックス気味。

用語

サーヴァンプ
契約した主人から血をもらい命令に従う、SERVANT(下僕)のVAMPIRE(吸血鬼)。いわゆる「真祖」と呼ばれる存在。不老不死で、怪我をしてもすぐに治る。日光の下では、それぞれ動物の姿になってしまう。全部で7人存在するはずだったが、椿が8人目のサーヴァンプを名乗っており、真相は不明。死ぬと「灰塵」(ジン)になる。
主人(イヴ)
サーヴァンプと契約をした人間。サーヴァンプに血を与えることによって、サーヴァンプに命令ができる。自身のサーヴァンプと一定の距離以上離れることが出来ず、クロ曰く6時間離れると身体に体調不良のような異常が生じ、18時間になると主人もサーヴァンプも動物の姿になり、そして24時間で死んでしまうということが説明されている。
下位吸血鬼(サブクラス)
サーヴァンプによって吸血鬼にされた元人間。自身を吸血鬼にしたサーヴァンプに、忠実に従う。また不老不死であるが日光を浴びたり、サーヴァンプに血を吸われたりすると灰になる(椿の下位吸血鬼は例外)。
武器(リード)
イヴが使える武器で個人によってそれぞれ形が違う。サーヴァンプを制御し、連携技を発動させることができる。またサーヴァンプや下位吸血鬼へ治りにくいダメージを与えることが出来る。
C3(シースリー)
人と人外との共存を掲げる地下組織だが、ヒュー曰く「とにかく利己主義で傲慢な組織」。過去にC3がサーヴァンプ達にした命令によって起きた「あやまち」により、サーヴァンプ側は、ヒューに限らずあまり好感情を抱いていない様子(因みにこの組織の会長は御国と繋がりがあるらしい)。
椿は以前C3の管理下に置かれていたらしい。
有栖院家(ありすいんけ)
御園と御国の生家である有名財閥にして、リリイが「自分と自分の下位吸血鬼を匿う代わりに有栖院家を守る」という条件付きで何代にも渡って守ってきた旧家(主人が変わるごとに自らの名も変わったらしく、先代の主人は御園の亡き祖父である前当主・御影)。屋敷内にはユリーやマリー以外にも大勢の下位吸血鬼が堂々と暮らしており、人間の使用人達の仕事を手伝って少量の血を分けてもらうといった方法で上手く共存している。その特異性故C3などの機関からは「治外法権」と呼ばれ、迂闊に手を出せないようである。また人間の使用人達の大半もかつてリリイによって有栖院家で保護された孤児だったらしく、家族同然の付き合いなため吸血鬼への隔意も殆どない。「来る者拒まず」といった感じのアットホームな雰囲気ではあるものの、有事に備えてか椿の下位吸血鬼相手でも銃火器などで対等に渡り合ったりするなど屋敷の人間達の戦闘能力はかなり高い。
灰塵(ジン)
サーヴァンプやその下位吸血鬼が死ぬと発生する、チリのようなもの。たくさん集まると具象化し、人間に取り憑いてサーヴァンプに食料として運ぶ。

単行本

  • 田中ストライク 『SERVAMP -サーヴァンプ-』 メディアファクトリー 〈MFコミックス ジーンシリーズ〉、既刊5巻
    1. 2011年12月27日発売 ISBN 978-4-8401-4092-8
    2. 2012年6月27日発売 ISBN 978-4-8401-4489-6
    3. 2012年12月27日発売 ISBN 978-4-8401-4778-1
    4. 2013年4月27日発売 ISBN 978-4-8401-5054-5
    5. 2013年12月27日発売 ISBN 978-4-04-066171-1

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 「SERVAMP」ドラマCD化!キャストに寺島拓篤、梶裕貴ら”. コミックナタリー. 2013年10月16日閲覧。
  2. ^ a b 「SERVAMP」のドラマCDに島崎信長&木村良平が出演”. コミックナタリー. 2014年4月16日閲覧。

外部リンク

[ SERVAMP -サーヴァンプ- ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/18 05:48)

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