上島竜兵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BIGLOBE百科事典に関するご利用上の注意
上島 竜兵
本名 上島 龍平(読み同じ)
ニックネーム りゅうちゃん
生年月日 1961年1月20日(53歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県丹波市
血液型 AB型[1]
身長 162cm
方言 共通語
最終学歴 神戸村野工業高等学校
師匠 志村けん
出身 劇団青年座研究所
テアトル・エコー養成所
トリオ名 ダチョウ倶楽部
相方 肥後克広寺門ジモン
芸風 コントモノマネリアクション芸など
立ち位置 右端
事務所 太田プロダクション
活動時期 1985年 -
同期 ウッチャンナンチャン
中山秀征 など
現在の代表番組 志村座
過去の代表番組 志村けんのだいじょうぶだぁII志村屋です。志村劇場など
他の活動 俳優
配偶者 広川ひかる

上島 竜兵 (うえしま りゅうへい 、1961年1月20日 - )は、日本お笑い芸人俳優ダチョウ倶楽部の大ボケ(時折ツッコミ)担当。本名、上島 龍平(読み同じ)。通称、竜ちゃん(先輩芸人が使用する)または、竜さん(若手芸人などが使う)。

兵庫県丹波市春日町生まれ、神戸市垂水区神戸市北区育ち。太田プロダクション所属。神戸市立鈴蘭台中学校神戸村野工業高等学校卒。星座はやぎ座。身長162cm、体重75kg。妻はタレントの広川ひかる

ダチョウ倶楽部の中で、最も体を張っているいじられキャラで有名。怒って帽子をたたきつけるリアクションを持ちネタの一つとする。そのため、リアクション芸人と称される。

目次

来歴

元々は役者志望で、青年座研究所、テアトル・エコー附属養成所に在籍。テアトル・エコー附属養成所の同期だった寺門ジモンに誘われて渡辺正行の下を訪ねたのがきっかけで、お笑いの道に入る。その際渡辺に紹介されたのが南部虎弾肥後克広で、それがダチョウ倶楽部の原型になる。南部脱退後、テレビで活動する機会が多くなり、ダチョウ倶楽部はその存在を世に知らしめることとなる。

2005年8月には自伝&写真集『これが俺の芸風だ!!』を上梓。2008年2月には、『わらしべ夫婦双六旅』で新橋演舞場初出演し、初の本格的な舞台に挑んだ。

人物

人物像

  • 「笑われようと、笑わせようと、そこに笑いさえあれば、変わりはない」[2]を持論としている。逆に、「人をさげすんだ笑いはイヤ」[2]とも語っている。
  • 酒癖が悪い。
    • 後輩にお笑いについて熱弁を振るうのが恒例となっているが、事務所の後輩の土田晃之曰く、「何にも面白くないから、ただの拷問」。ある時、「上島が語ろうとしたと同時に店のブレーカーが落ちる」ということが3回連続で起きるという奇跡が舞い降りた[要出典]
    • 土田晃之に泥酔して長々と説教していた。その時土田が酔っ払いながらも「もうわかりましたよ」と何度も言ったが、しつこいため最終的に腹を立てた土田に頭突きされてぶん殴られたことがある。この件については後日土田がカステラ持参で謝罪したが、上島の師匠である志村けんは激怒していた[要出典]
  • 兵庫県出身で、テレビなどでは関西弁を使わずに標準語で話しているが、プライベートでは使っている。ただし、土田によれば「下手くそ」とのこと[要出典]
  • 有吉弘行に「豚の死骸」とのあだ名を付けられた。しかし実際の上島は、有吉が不遇だった時代に物心両面で有吉を支えていた存在であり、有吉もインタビューなどで上島への敬意を度々表している[要出典]
  • 周囲の評判が悪く、「最低の人間」「クソ」などとも評価されている[3]

趣味・嗜好

  • 芸能界での阪神タイガースファンの集まりである「中野猛虎会」の一員である。同会では書記を務めているが、会長であるダンカンや副会長の松村邦洋と比べると、タイガースに関する知識はあまりない。また、「最も心に残る阪神の試合は?」の質問に「天覧試合」と答えていた。ただし、「長嶋のサヨナラホームラン」が出た天覧試合は1959年6月25日であり、上島が生まれる前の出来事である。
  • プライベートでは外車(メルセデス・ベンツS600ベントレー・コンチネンタルGT)に乗っている。しかし、上島自身はペーパードライバーであるため、ほとんど妻が運転している。また、同じ種類の本を予備として、2冊ずつ買ってくるなど無駄使いが激しく、志村けんに「お前は芸以外は本当に無駄が多い。外車とかキャラが違うんだから見栄張って乗るなよ」と言われたことがある。
  • 妻に結婚10周年のプレゼントとして有吉弘行と共に服を買いに行ったら、有吉曰く「おばあちゃんが還暦で着そうな服」を選んでいた。有吉は即座に止め、結局自分が代わりに選んだという。
  • 煙草はマイルドセブン・エクストラライトを吸っている。シーンによっては、マイルドセブンの他の重さを吸っている場合もある。
  • 服のセンスが相当悪い。『虹をつかむ男』にホームレスとしてワンシーンの出演をした際、細部まで拘る山田洋次監督の「今日用意された衣装の中に、竜ちゃんの役にしっくりくる衣装がない」という理由で翌日に撮影が延期された。帰ろうと私服に着替えて挨拶に向かった上島は山田監督に「それだ!!」と見初められ、結局私服でホームレス役として出演した[4]

交遊

  • プライベートでは志村けんと飲み歩くことが多く、師匠と呼んで敬愛する。志村の旅番組ではほぼ毎回出演者に名を連ねる。また、落語家の6代目三遊亭圓楽と飲むことも多い。
  • 志村との交流を持つようになった契機は、友人の川田利明から「志村が酒の席で『上島に会いたい』と言っていた」という電話がかかってきた。だが当時、志村と面識があまりなく遠慮して断ったが、川田からそれでも会いたいと何度も電話が掛かってきて、最終的には志村本人から「俺の酒が飲めないのか」と脅され(もちろん冗談であるが)志村の元へ駆けつける。そこで志村と酒を飲んで電話番号を交換し、さらには「今度仕事をしよう」と言われて飲み会が終わるが、数日後スケジュールに『バカ殿』の仕事が本当に入っていた。その場だけのことだと思っていた上島はビックリして志村に電話、再び酒を飲み志村から「もっと甘えて来ても良い」と言われる。その瞬間から志村にとことん甘えるようになり、現在に至っている。[5]
  • 西田敏行とも交流が深く、バラエティ番組で上島がもともと西田敏行にあこがれていると言った際に本人が登場したことから交友関係が始まり。『遠山金志郎美容室』で弟役として共演したことをきっかけに『釣りバカ日誌』シリーズや『虹をつかむ男』など西田が主演する作品にチョイ役で出演することが多く、2000年代後半以降は宝くじのCMでも共演している。西田本人からは「他人とは思えないほど似てるよ」「世界には3人自分と似てる人が居ると言われるけど、君はその一人だよ」「今までで他人同士での兄弟役で一番そっくりな兄弟だ」と言われた。
  • また、大野智松岡昌宏などドラマ『怪物くん』で共演したメンバーとは今でも交友があり、大野のために今までしてこなかった携帯のメールを覚えたほど。また、大野のことを「大ちゃん」と呼んでいるが、松岡に対しては16歳年下であり、芸能界でも後輩にあたるにも関わらず、「松兄(まつにい)」と呼んでおり、それに対し松岡は上島のことを「竜ちゃん」と呼んでいる。竜兵会で集まっていても大野や松岡がその店にいれば迷わず優先し、3時間程戻ってこなかったことがある[6]

エピソード

  • 雑誌のインタビューで持ちギャグについて聞かれた際に、番組の流れで偶然生まれたセリフがギャグになったり、他の芸人から貰ったギャグや後輩のアドバイスを受けてできたギャグも多く、ギャグは考えてできるものじゃないと語っている。また、ギャグを後輩の有吉や土田に相談した際は3000円払っていると言う[7]
  • 携帯電話ではメールも打てないので通信手段は通話のみ。しかしドラマで共演した大野智と仲良くなり、大野に嫌われたくない為、メールを覚えて使えるようになったとのこと[6]
  • 『アメトーーク』では、その芸風から、出川哲朗三村マサカズさまぁ〜ず)・山崎邦正と共に「ポンコツ芸人」の括りで出演している。出川に対しては、年齢を重ねてもリアクション芸を恐れない姿勢に敬意を評している。

芸風

主な芸

これらは芸を超えて、もはや「定番」「お約束」になっている。フリからオチまでのしらじらしい過程を楽しむものである。

  • 泣き芸 - 先輩芸人などにいじめられた際に泣き出す芸。舌を喉に押し込むことによって涙を溜めるため、若干、準備時間を要する。
  • 人工呼吸 - プールなど、水が近くにある場合、溺れた挙句に救出され、寺門ジモンに胸元を押してもらう。この際、口の中には水がふくまれており、マンガの人命救助のように2、3回ぴゅーっと水を出す。水以外にも、口にふくめる物が手近にあった場合、臨機応変に利用する。
  • どうぞどうぞ - 何らかのイベント(上島ですらやりたがらないであろうリアクション芸など)をやらされるのを上島が嫌がっている中で、上島の周りの人が「俺がやる!」「いや俺がやるよ!」と上島以外(通常のコント等ではダチョウのメンバーのみであるが、場合によっては周りの芸人・タレント十数人)が手を挙げる。少し間をおいて上島が「じゃあ俺も」と手を挙げた途端、周りの人が全員「どうぞどうぞ」と上島にそれを譲る。最近では他のタレントがダチョウ倶楽部がいない時でも罰ゲームなど何かをやる人を決める決定的な方法としてこのネタを使用してることが多い。
  • 熱湯風呂 - 上記「どうぞどうぞ」と勧められた後のお約束のひとつ。熱湯風呂といっても、実際には適温~少々熱めの湯(45℃前後)[8]であり、熱がるのは演技であることが多い。近年は、実際には熱湯ではないことが予め分かる演出を組み込んだ上で、あえて後から熱がりながら湯に足を入れる演技を行うという演出技法も散見される。また、リアクションを一通り終えた後、カメラに向かって、「For Beautiful Human Life.(カネボウ化粧品のかつてのキャッチフレーズ)」という決め台詞をいうパターンもある。
  • キレ芸 - 主に出川哲朗カンニング竹山などとキレ気味に怒りながら口論が始まると、徐々に顔を近づけ軽く口付けをし照れる、または仲直りする。相手役には基本、前述の2人など芸人が多いが、芸人ではないアイドルの櫻井翔松本潤KAT-TUN亀梨和也田中聖怪物くんでも共演した俳優の八嶋智人などと行ったこともある。ただ、このネタは事務所の後輩である有吉弘行といったメンバーに通用しないこともあったり、最近では他の芸人(特に出川)とやる際にも有吉や土田が「キスするんだろ」や「チャンス!」など先にオチを言い、ネタを阻止される(そこでオチとなる)こともしばしばみられる。因みにこのネタは竹山の発案によるものだという。
  • 裸芸 - 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!などでは上島がキレて、周りにいる芸人がなだめるとみせかけて上島を囲み、しばらくして全員が除けるとパンツ一枚になっており、ギャグを発するというオチもある。
  • 帽子芸 - 他の芸人にぞんざいな仕打ちを受けた時、懐の中に隠し持っていた帽子をわざわざ被り直し、それを足元に叩き付け一言「訴えてやる!」と叫び、最後に「くるりんぱ!」といいながら帽子を1回転させて被り直して終わる。度重なるリクエストや帽子を隠されるなどの不測の事態に対応するためか、近年ではいくつもの帽子を「予備」として仕込んでいることも。ただ、最近は「くるりんぱ!」の最中に土田や肥後などに帽子をはたき落とされ、阻止されるケースが多くなっている。
  • ジャンプ芸 - 上島があることでキレて、机などを思いっきり叩たり地団太を踏んだりするとそれに合わせて回りにいるメンバーとともにジャンプする。公の場で初めて披露したのは『アメトーーク』の「肥後という男 シーズン2」の回。上島自身、最近はこれを押している。だが、バラエティー番組ではあまり広まっていないことから、最初はダチョウ倶楽部の三人、そしてこのネタを既に知っている有吉、土田といった竜兵会のメンバーのみでやっている。ただし第61回NHK紅白歌合戦で応援ゲストとして出演した際、松下奈緒八嶋智人とこれを行った。

他キャラクター芸

「 - ちゃん」「 - おじさん」といった人物を、即興で編み出すキャラ芸を持っている。ただ、考え込まれていないため、ほとんどがすべる。

  • 豆絞り - 裸に豆絞りの頭巾とふんどしをしたキャラ。『スーパージョッキー』(日本テレビ系列)内の企画「熱湯コマーシャル」で登場。また、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』(同局系列)の「ハイテンション・ザ・グランプリ」で、豆絞り男を演じている。その際、松本人志が罰ゲームとして豆しぼり男を演じるも、恥ずかしさのあまり土下座してしまい、スタジオ内の爆笑を誘ったこともある。
  • へっぽこおじさん - 裸に豆絞りの頭巾とふんどしをしたキャラは「豆絞り」の男と同じだが、さらに腰を左右に振りながら歩く。

セリフ

  • 「殺す気か!」- 酷い扱いを受けた後必死の形相で叫ぶ。『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系列)で登場。
  • 「くるりんぱ!」- 被っている帽子を回転させながら持ち上げ、被り直して言う。床に帽子を叩きつけるネタの「着地点」として主に用いられる。
  • 「取り乱しました」- ひとしきりキレた後、平静に戻って言う。
  • 「訴えてやる!」- 「殺す気か!」と同じシチュエーションで用いる。
  • 「絶対に押すなよ!」- 熱湯風呂や高所、プールサイドなどに立った際に必ず発言。ここで「背中を押してくれよ」と同義である。「いいか、お前ら押すなよ!押すな!絶対に押すなよ!」のように使われた場合、最後の「絶対に押すなよ」の場所で背中を押せという意味である。上記の「殺す気か!」へとつながるケースも。なお時間がたっても押さない場合は、「押せよ!」と切れるネタもある。
  • 「チェックメイト!」- 特に理由付けやきっかけといったものがなく、話の終りなどに唐突に叫ぶ(本人談)。『アメトーーク』(テレビ朝日系列)において、単に相手を「驚かせるだけ」のネタであることが判明した。元々は「王手!」と言うネタだったが後輩の有吉のアドバイスを受けてチェックメイトになった。
  • 「金貸してくれ!」
  • 「いつか見返してやるからな!」
  • 「これが俺の芸風だ!」- 周りが自分の芸に失笑しているときに、開き直って言う。
  • 「ねえ!殿!」- 酷い目にあった後、ビートたけし志村けんに向かって言う。
  • 「上島竜兵○歳。代表作これといってなし。」
  • ゲテモノを口にしたときに、「この○○(料理名)は甘からず、かといって辛からず、そして美味からず」と言うと、「まずいんじゃねーかよっ!」と肥後・寺門のツッコミが入る。

ものまねレパートリー

すべて顔真似(かつら・メイクをした状態)だけであり、声はあまり似ていない。

ほか

竜兵会

竜兵会は、上島が後輩芸人と飲み会をする際に集まる集団である。

主なメンバー

出演メディア

バラエティ

歌番組

テレビドラマ

ラジオ

映画

DVD

  • その時…上島が動いた(2007年)
  • ノーマニフェスト for UESHIMA(2008年)

著書

  • これが俺の芸風だ!!-上島竜兵伝記&写真(竹書房、写真:大橋仁)
  • 人生他力本願 (14歳の世渡り術)(河出書房新社)

舞台

  • わらしべ夫婦双六旅(2008年、新橋演舞場 ※演出であるラサール石井の強い希望で出演)
  • KANSAI SUPER SHOW 七人の侍(2010年)

CM

PV

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 上島 竜兵”. フジテレビ・日本タレント名鑑. 2013年5月24日閲覧。
  2. ^ a b 武田篤典「BREAKTHROUGH POINT〜つきぬけた瞬間――『やっぱりなんにも考えてない』上島竜兵」『R25』235号、リクルート2009年4月23日、22頁。
  3. ^ 上島竜兵とは
  4. ^ 「スッキリ!!」 2010年4月15日(木)放送内容”. 価格.com (2010年4月15日). 2014年3月26日閲覧。
  5. ^ 上島の著書『これが俺の芸風だ!』より
  6. ^ a b 2011年12月1日『アメトーーク!』”. gooテレビ番組 (2011年12月1日). 2014年3月26日閲覧。
  7. ^ アサヒ芸能月刊エンタメ』 2009年10月号より
  8. ^ スーパージョッキー」の熱湯風呂は50℃強であった。
  9. ^ a b c d e f 太田プロダクション:ダチョウ倶楽部
  10. ^ 上島竜兵、野田首相のものまね「ヌルッと」スベった!”. スポーツ報知 (2011年9月13日). 2011年9月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

[ 上島竜兵 ]の改訂履歴 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/22 14:53)

BIGLOBE百科事典に関するご利用上の注意

Text is available under
the Creative Commons Attribution/Share-Alike License; additional terms may apply.

このページの先頭へ▲